試作マニュアル【プリント基板は回路図の工程で良し悪しが決まる】

基板

品質を極める

プリント基板製作の注意点

基板

プリント基板を製作する場合、出来上がった後から修正することは困難となりますので、製作前に設計の段階で十分に検討を重ねる必要があります。パターンの間違いはもとより高周波を扱う基板では、パターンの設計状態によってはパターンに挟まれた基板がコンデンサの機能を果たし予期しない部分で回路が作動する可能性があります。この現象はプリント基板で扱う周波数が高くなるほど顕著に現れ、多層化が進むほど顕著にあわられることが知られています。 また、完成したプリント基板は、製作するプリント基板の微細化が進むほど、完成した後に修正することは困難となります。これは回路間の隙間が狭くなるため、後から特定の部分だけ修正することが難しくなるためです。多層基板の場合、上面・底面であればパターンに直接触れることが出来るため修正は可能ですが、中の層を完成後に手を加えることは困難となりますので、設計の段階でシミュレーター・CAD等を利用し十分に検討をする必要があります。

そのメリットとは

プリント基板を使用するメリットについては、品質のよいものが出来る、同じ回路を何枚でも製作できる、自動の場合は誰が組んでも同じものが製作できるといったものがあります。そのため工業製品のように同じものを大量に作る場合、設計さえ完了すれば自動化した機械によって同じ品質の製品を短時間で大量に作ることが可能になります。またプリント基板上の部品等を固定することも同時に満たしますので、個々の部品をそれぞれ固定せずともプリント基板上に配置し固定すれば、そのプリント基板を製品のケースに固定するだけで済みますので、生産にかかるコストの削減が可能となります。また、修理のするときもユニット単位での交換が可能になりますので時間や手間を削減することが可能になります。